手作り招待状・付箋・同封物

手作り招待状はテンプレートと用紙で費用を抑えられます。返信はがき・付箋・会場地図を忘れず同封しましょう。

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Kevin HA
Kevin HA

手作り招待状は、1通あたりの制作費を200〜400円(用紙・印刷・切手込み)に抑えられます。印刷会社への外注(1通600〜1,200円)と比べて大幅なコスト削減が可能です。ただし、デザイン確定から発送まで30〜50時間の制作時間を見込む必要があります。

同封物の過不足はゲストへの第一印象を大きく左右します。返信はがき・付箋・会場地図の3点が同封の核となる要素です。

招待状クラスターのガイド全体では、文例・時期・宛名・WEB招待状を一括して確認できます。


手作り招待状で節約できる費用の目安

招待状の作成方法によって、1通あたりのコストは大きく変わります。

作成方法1通あたりの費用目安制作時間の目安
手作り(自宅印刷)200〜400円30〜50時間(全体)
印刷会社に外注600〜1,200円5〜10時間(確認・手配)
Web招待状(オンライン)0〜月額数百円2〜5時間(デザイン設定)

手作りの費用内訳は、用紙代(100枚入り上質紙 500〜1,500円)、インク代(カラー印刷1枚あたり10〜30円)、切手代(2025年11月現在、定形郵便1通110円・返信はがき85円)が主な構成要素です1

ゼクシィ結婚トレンド調査2024年版によると、披露宴・披露パーティーへの招待客数の平均は52.0人(前年比2.9人増)です2。世帯単位に換算すると発送部数は35〜40通程度になることが多く、外注との差額は2〜3万円になることがあります。


手作り招待状の進め方:5つのステップ

制作を始める前に全体の流れを把握しておくことで、ミスや手戻りを防げます。

ステップ1:デザインを決める(挙式4〜5ヶ月前)

テンプレートサイトやデザインソフト(Canva・Illustratorなど)でデザインを選びます。神前式(しんぜんしき)や和婚の場合は和紙テイスト・家紋入りのデザインを、チャペルウェディングにはシンプルな白基調のデザインが合わせやすいです。

文字の読みやすさを最優先にしてください。装飾フォントは見出しのみに使い、本文は明朝体・ゴシック体など可読性の高いフォントを10pt以上で設定します。

ステップ2:文章を作成する(4ヶ月前)

招待状の文章は定型文に沿って作成するのが安全です。招待状の文例・例文・テンプレートの記事に、神前式・仏前式・チャペルウェディング別の文例を掲載しています。

必須記載事項:

  • 挙式・披露宴の日時(元号または西暦、曜日)
  • 式場の名称・住所
  • 返信期日(発送から2〜3週間後が目安)
  • 差出人(新郎新婦の名前)

使用を避ける言葉: 別れや不吉を連想させる「忌み言葉」(切れる・壊れる・終わる・重ね重ね・たびたびなど)は文章から除きます。忌み言葉の一覧と言い換え例は同記事の文例ガイドにまとめています。

ステップ3:試し刷りをする(3ヶ月前)

本番用紙と同じ用紙・プリンター設定で必ず試し刷りを1〜3枚行います。確認ポイントは以下の通りです。

  • 文字のかすれやにじみがないか
  • 余白・レイアウトが崩れていないか
  • 誤字脱字がないか(日時・住所は特に注意)
  • 折り目の位置が正しいか

試し刷り後は、両家の親・式場の担当者にも確認してもらうと安心です。

ステップ4:本刷り・製本する(3ヶ月前)

本番印刷が完了したら、招待状を折り、封筒に収めて各同封物と合わせてセッティングします。同封物の順番は招待状が最前面になるように重ね、内側から「招待状→返信はがき→付箋(対象者のみ)→会場地図」の順が一般的です。

ステップ5:宛名を書いて発送する(2〜3ヶ月前)

宛名は縦書きが正式です。ゲストの氏名は「様」を付け、連名の場合は全員分を記載します。夫婦連名は「○○ ○○様 ○○様」と両名を並べて書きます。


同封物チェックリスト:入れ忘れゼロにする

封筒に入れるものは大きく3種類に分かれます。全員共通のもの、選択して入れるもの、特定ゲストだけに入れるものです。

全員に必ず同封するもの

同封物注意点
招待状本紙折り目を上にして封入
返信はがき切手貼り付け済みにする(2025年11月現在85円)
会場案内図(地図)最寄り駅からの経路・駐車場の有無を明記

返信はがきの切手は、受取人が負担しないのが礼儀です。招待状の封筒(定形郵便)と返信はがきに必要な切手の料金・種類については招待状の切手・封筒・宛名の書き方で詳しく解説しています。慶事用の花柄・ハート柄の特殊切手(日本郵便窓口で入手可)を使うと、封筒を開ける前から特別感が伝わります1

状況に応じて同封するもの

同封物同封が必要なケース
ホテル・宿泊案内遠方ゲストが多い場合
送迎バス・シャトルの案内送迎を用意している場合
2次会の案内2次会を予定している場合
ドレスコード案内服装指定がある場合

特定ゲストだけに入れるもの(付箋)

付箋(ふせん)は、特別な役割をお願いするゲストにだけ添える小さなカードです。全員に入れる必要はありません。


付箋の正しい書き方と種類

付箋は招待状と同じ白系または生成り色の紙を使い、デザインを統一させるのが基本です。文章は丁寧語で書き、役割の内容と日時・場所を簡潔に記載します。

付箋の種類別・文例

役割付箋文例
受付誠に勝手ながら 受付をお願い申し上げます お時間は○時○分頃にお越しいただけますと幸いです
スピーチ(祝辞・乾杯)誠に恐れ入りますが ご祝辞を頂戴できますようお願い申し上げます
余興・演奏誠に勝手ながら 余興をお願い申し上げます
主賓(上座案内)当日は上席にてお迎えいたします

付箋を依頼する前に、必ず事前に口頭またはLINEで打診し、了承を得てから同封するのがマナーです。突然の付箋は失礼にあたります。


神前式・チャペルウェディング・仏前式の招待状の違い

挙式スタイルによって、招待状に記載する内容や文体に違いが出ます。

挙式スタイル文体・特徴注意点
神前式(しんぜんしき)格調高い文語調「御神前にて」「祝言を挙げる」などの表現
チャペルウェディングやや柔らかい現代語「挙式」「披露宴」の一般的な表現で可
仏前式(ぶつぜんしき)格調ある文語調「仏前にて」「誓いを立てる」の表現
人前式もっとも自由カジュアルな表現も可。スタイルに合わせて

神前式は招待できる参列者が「親族のみ」となることが多く、披露宴の招待状とは別に案内状を作成するケースも一般的です。チャペルウェディングは参列者の制限が比較的少なく、友人・同僚を広く招待できる挙式形式です。


手作りのよくある失敗と回避策

失敗1:日時や住所の誤字

確認を2名以上で行い、特に数字・漢数字の読み替え(一・壱、二・弐)に注意します。式場名・住所は公式ウェブサイトの正式名称をコピーして貼り付けるのが確実です。

失敗2:返信はがきに切手を貼り忘れる

招待状のセッティング前に、返信はがきの切手を一括で貼る作業工程を独立させると漏れを防げます。

失敗3:封筒が重すぎて料金不足

招待状・同封物をすべてセットした状態で郵便局の窓口で重量確認してもらうのが最も確実です。定形郵便(長形3号・洋形2号など)の重量上限は50gです1。超過すると料金が上がるため、必ず事前に計量してください。

失敗4:発送時期が遅れる

発送の目安は挙式の2〜3ヶ月前です。遠方ゲストや海外在住ゲストへはさらに1ヶ月早めることを検討してください。


Web招待状との比較:手作り派が知っておくべきこと

近年、紙の招待状に代わってオンライン招待状(Web招待状)を活用するカップルが増えています。両者を比較して、自分たちに合った選択をするのが重要です。

比較項目手作り紙招待状Web招待状
費用(60通分)1.5〜3万円(切手・用紙・印刷)0〜月額数百円
RSVP管理返信はがきを手集計自動集計・リスト出力
制作時間30〜50時間2〜5時間
変更への対応再印刷・再送が必要オンラインで即更新
特別感・格式高い(特に神前式・披露宴)幅広くカジュアル〜フォーマルに対応
環境への配慮紙・インク消費あり紙不使用

特に返信管理の手間は見落とされがちなコストです。はがきの到着確認、出欠集計、メニュー選択の取りまとめなど、紙の場合はすべて手作業になります。招待客数の平均は52.0人(ゼクシィ結婚トレンド調査2024年版)2ですが、ゲスト数が40名を超える場合、Web招待状との組み合わせも選択肢になります。

招待状の返信マナーや書き方については別記事で詳しく解説しています。ゲストへのお礼や結婚式のお祝いメッセージ文例もあわせてご覧ください。


まとめ:手作り招待状で大切な3つのポイント

手作り招待状は費用を抑えながら個性を表現できる手段ですが、品質と正確さの担保が前提条件です。

  1. 早めにスタートする:挙式4〜5ヶ月前にデザインを確定させ、3ヶ月前には完成させる
  2. 同封物を確認リストで管理する:返信はがき(切手貼付済み)・地図・付箋の入れ忘れをゼロにする
  3. 発送前に重量確認する:郵便局窓口で料金過不足がないか確認する

費用・時間・返信管理のバランスを考えると、Web招待状との組み合わせ(一部の親族のみ紙、その他はWeb)という選択肢も現実的です。


出典・参考文献

Footnotes

  1. 日本郵便株式会社, 国内の料金表(手紙・はがき), 2025. https://www.post.japanpost.jp/send/domestic/charge/list/one_two.html 2 3

  2. リクルートブライダル総研, ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国版), 2024. https://souken.zexy.net/research_news/marriage-wedding/trend.html 2

よくある質問

手作り招待状にかかる費用の目安はどのくらいですか?
用紙・印刷インク・切手代を合わせると1通あたり200〜400円が目安です。印刷会社への外注(1通600〜1,200円)と比べると大幅に節約できますが、制作時間が30〜50時間かかる点も考慮してください。
招待状を手作りする場合、いつから準備を始めればよいですか?
挙式の4〜5ヶ月前からデザインを決め、3ヶ月前には印刷・製本を完了させるのが理想です。発送は挙式の2〜3ヶ月前が一般的なマナーです。
招待状には必ず返信はがきを同封しないといけませんか?
紙の招待状の場合は返信はがきの同封が礼儀です。ただしWeb招待状(オンライン招待状)を使えばRSVP機能が標準装備されており、はがきの準備が不要になります。
付箋(ふせん)とは何ですか?どんなときに入れますか?
付箋は招待状に添える小さなメモ用紙です。受付・スピーチ・余興など特別な役割をお願いするゲストにだけ、その旨を伝えるために同封します。全員に入れる必要はありません。
手作り招待状の用紙は何を使えばいいですか?
A4またはB5サイズの上質紙(90〜110kg)が一般的です。光沢紙は高級感が出ますが家庭用プリンターでのにじみに注意が必要です。専用の招待状用紙セットも市販されています。
招待状に貼る切手は普通の切手でも大丈夫ですか?
普通切手でも問題ありませんが、慶事用の花柄・ハート柄切手を使うと特別感が増します。日本郵便の窓口や公式サイトで購入可能です。定形郵便の場合、2025年11月現在110円が必要です。
地図や会場案内は必ず同封する必要がありますか?
近年はスマートフォンのナビが普及しているため、Google マップのURLをQRコードで添付する方法も一般的です。ただし高齢のゲストが多い場合は紙の地図も同封すると親切です。
招待状の宛名は手書きとパソコン印字、どちらが正式ですか?
正式には筆または筆ペンによる手書きが格式が高いとされます。ただし最近は毛筆フォントによるパソコン印字も広く受け入れられています。どちらの場合も横書きではなく縦書きが基本です。
神前式の場合、招待状の書き方は変わりますか?
神前式は親族のみの参列が多く、披露宴と式を別々に案内する場合があります。文体は格調高い文語調を用い、「御神前にて祝言を挙げる」といった表現が一般的です。
封筒の重量オーバーにならないか不安です。確認方法は?
同封物をすべてセットした封筒を郵便局の窓口に持参して重量確認してもらうのが確実です。定形郵便(長形3号・洋形2号等)の上限は50gです。超過すると料金が上がります。

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